
日仏教育学会
Societé franco-japonaise des Sciences de l’Éducation
大会情報
日仏教育学会2026年度研究大会
※「研究大会プログラム」および「事前登録(参加申込み)」は現在準備中です。
2026年度の研究大会は、立正大学熊谷キャンパス(埼玉県熊谷市)にて2026年10月3日(土)に開催することになりました。今回の研究大会では、「特別支援学校における障がいのある生徒の支援とカリキュラム―日本、フランス、セネガルでの実践比較を通して―」をテーマとして、講演と公開シンポジウムを行います。
日本における特別支援学校に在籍する児童・生徒は2023年度、15万人を突破し、ここ10年で40%も増加しています。一方、フランスでは2022年の時点において、何らかの発達障害を抱える生徒はフランス全土で45,000人と推測されています。両国でのこうした要因は多岐に及びますが、昨今の社会情勢と共に児童・生徒に対する発達障害についての認知度が高まってきたこともこれらの増加の要因として挙げられています。
しかし、障がいのある人々が日仏両国での生活において現状、どれほどの幸福感を得ているのでしょう。日本を中心に障がいのある人達に対する教育について会員の皆様と考えていく上で、今回はフランスの事例だけではなく、セネガル共和国での事例を扱います。障がいのある児童・生徒の権利やその支援について、学校教育での内容を踏まえてともに検討していきたいと考えています。
本大会において招聘するババリー・サール氏は、フランスのポワチエ大学で博士号を取得し、自国セネガル共和国において主に障がいのある子どもの権利を保障する調査・研究に従事するとともに、セネガルのサン=ルイ市にある社会包摂センター(CISSL)を開設し初代責任者を務めるなど、多くの経験と研究の業績を残しています。氏には、社会包摂センター(CISSL)での実践報告を通して、フランス・セネガル両国で課題となっている学校教育における社会的弱者に対する包摂の理念、及び社会との共存を含めた今後の教育の在り方について講演していただきます。
またフランスの事例については、立正大学データーサイエンス学部の村上美奈子先生にご登壇いただきます。主にパリを中心とした通常学校内の特別支援ユニット (ULIS)での取り組みを通して、フランスにおける障がいのある児童・生徒に対する支援についての現状と課題についてお話しいただきます。当日は、ご参加いただく会員の皆様にご意見を十分に表明していただきたく、グループでのディスカッションや全体討論の時間を十分に確保する予定でおります。多くの会員のご参加をお待ちしております。
立正大学熊谷キャンパスは、新宿から湘南新宿ライン高崎線直通で約70分、東京駅からは上野東京ラインで同じく70分、新幹線を利用すると40分で最寄り駅の熊谷駅に到着します。熊谷駅南口からバスに乗り、会場まで約15分です。池袋からは東武東上線に乗り、森林公園駅で降車後、バスに乗り換え20分でキャンパスに到着します。熊谷キャンパスの近くには宿泊施設はありませんが、熊谷駅周辺にはいくつかビジネスホテルがあります。