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​大会情報

​日仏教育学会2024年度研究大会

 2024年度の研究大会は、早稲田大学を開催校として2024年9月​​​​​14日(土)と15日(日)に開催することになりました。

​ 今回の研究大会では、日仏会館の日仏学者交換プログラムの助成を受けて、リヨン高等師範学校(ENS de Lyon)名誉教授リュック・トゥルーシュ(Luc Trouche)氏をお招きすることになりました。初日の9月14日(土)は日仏会館で研究大会を開催し、トゥルーシュ氏の基調講演とシンポジウムを実施します。研究発表は二日目の9月15日(日)に早稲田大学の早稲田キャンパスにて行ないます。

 トゥルーシュ氏は、数学教育学(didactique des mathématiques)を専門とし、これまで国際的に多くの仕事をされてきた研究者です。数学教育関連の組織を取りまとめるフランス数学教育委員会(Commission Française pour l'Enseigement des Mathématiques: CFEM)の元会長であり、フランスにおける数学教育に関わる営みに広く関わってこられました。

 トゥルーシュ氏の基調講演では、「フランスにおける数学教育の立役者〜ネットワークの理由〜」(Acteurs de l'enseignement des mathématiques en France: les raison des réseaux)の題目でお話しいただく予定です。フランスの20世紀に入って以降の数学教育の歴史を振り返り、数学教育がどのように発展してきたのか、教育改革と数学教師の職能開発における著名な数学者の取り組みなど、教育・研究・社会の間の深い結びつきの中で活動する立場の異なる数学関係者たちとそこで形成されてきたネットワークに焦点を当てて見ていくとのことです。

​ トゥルーシュ氏の基調講演を受けて公開シンポジウム「教育に関わるネットワーク形成」を行なう予定です。

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